脂質は生命維持にとって欠かせない役割があります。
良質な資質を摂ることで、健康な体になります。
脂質の特徴と働き
脂質は本来、体の様々な機能にかかわる栄養素ですが、
過剰に摂取すると体脂肪として蓄積されます。
脂質は糖質、たんぱく質と並び3大栄養素の一つとされています。
体内では、エネルギー源となったり、細胞膜の構成やホルモン、神経伝達物質の材料になります。
また脂溶性ビタミンの吸収を促す効果もあります。
体重の15から20%程度を占めているので、人間の体は水分と脂質が約8割を占めているのです。
脂質は1グラム当たり9キロカロリーで糖質やたんぱく質の1グラム当たり4キロカリーと比べて高いエネルギーが発生します。
脂質は体内に取り込まれるときに中性脂肪、コレステロール、リン脂質、脂肪酸に分かれます。
脂肪酸 |
直接エネルギー源としては働く |
中性脂肪 |
脂肪酸の貯蔵型 エネルギー源としては使われずに余った糖質やたんぱく質、脂質 |
リン脂質 | |
コレステロール |