張力がかかる部位で、脊椎の動作と制限を生む。
腰椎の関節窩は、矢状面の方向にある。
この方向は、屈曲、伸展、側屈は可能だが、回旋は制限される。
腰椎レベルの椎間関節の回旋は合わせて5度程度。
腰仙関節は少し増加する。
また、腰椎の屈曲位では少し増加するし、逆に伸展位では減る。
この構造から、腰椎は蝶番関節の構造をしている。
Th12番から関節窩が前頭面に変化していく。
胸部の脊椎は胸骨と棘突起で屈曲、伸展は制限される。
胸郭は回旋運動が主の部位。
胸椎の上部では、関節窩の方向は水平面に傾いていく。
頸部では水平面に近づく。
環軸関節と環椎後頭関節では感染に水平面になる。
脊椎の前方はすべて動作可能。
後方は、棘突起や関節窩が制限をしたり、方向付けをしている。
脊椎の後方は棘突起、側方は横突起。
棘突起と横突起は靱帯で結ばれる。
棘突起と棘突起、横突起と横突起同士も靱帯で結ばれている。
横突起間靱帯、棘間靱帯、棘上靱帯。