運動器疾患の原因を探っていく際の評価における二つの原則
病態評価とは
どの組織が、どの動きで痛みが生じているか調べていく。
・痛みの出ている部位
・損傷の程度
・硬さ、圧痛
・患部周辺の静的アライメント、動的アライメント
主に患部周辺の評価を行う。
POINT:患部周辺で何が起きているか評価する
機能評価とは
病態評価を踏まえたうえで
なぜ組織を痛めるようになってしまったのかを調べていく。
とくになぜそのような静的アライメント、動的アライメントになってしまったのかを探る。
・ROM:関節可動域テスト
・MMT:筋力テスト
・動作分析:歩行、姿勢、各種関節運動の分析
患部周辺とその他の部位の関係性を評価し、運動連鎖においての主要問題点を洗い出す。
POINT:患部と体全体の関係を評価し主要問題点を導き出す。
二つの原則にのっとって
運動連鎖の各種要素のどの部分が主要問題点となるか見極めるために
各種検査を実施する。