筋の痛みの特徴で動作時の憎悪に着目し、原因筋を同定する。
動作時の憎悪を具体的に述べると、
筋が伸長されるときは痛みが軽快し、収縮すると痛みが憎悪する。
このことから、姿勢の状態や可動域から原因筋を同定していく。
痛みが誘発する動作や姿勢は、筋が短縮傾向にある。
痛みが誘発する姿勢は原因筋が短縮している傾向にあり、逆に楽な姿勢は、筋が伸長されている傾向にある。
待合室、ベッド上などの姿勢は患者にとっての疼痛軽減肢位をとっている可能性があるので注意深く観察するとよい。
ここで原因筋を絞り、触診していく。
関節可動域から検出さする方法は、収縮した筋から同定していく方法。
筋の運動は
がある。
痛みの強い場合は、他動運動を行う。
痛みがあまり強くない場合は、自動運動や抵抗運動を行ってみる。
痛みの出る動作を確認したら、その動作に関係する筋を一つずつ触診していく。
最終可動域付近がもっとも痛みが出やすいとされる。
痛みが出るところまたは、最終可動域まで測定する。
ただし、原因筋が関節運動に関与が少ないものもあるため注意が必要。