内腹斜筋

内腹斜筋
内腹斜筋

基本データ

起始

鼠径靭帯の上方2分1

腸骨稜の前面2分の3

腰筋膜

停止

第8・第9・第10肋骨の肋軟骨

白線

作用

両側:腰椎の屈曲

右側:腰椎の右への側屈、回旋

左側:腰椎の左への側屈、回旋

神経

肋間神経  T8ー12

腸骨下腹神経  T12  L1

腸骨鼠径神経   L1

特徴

側腹筋

外腹斜筋に覆われた腹壁の中間層に位置する

 

筋束は外腹斜筋と交差する方向、外側下方から内側上方に走る

 

最下部の筋束は精索を包み込むように下降して精巣挙筋となる

 

体幹の回旋時には反対側の外腹斜筋と内腹斜筋がセットで働く

例:体幹右回旋の場合

右の内腹斜筋と左の外腹斜筋が協働する

 

⇒所属ライン

スパイラルライン(SPL)

 

⇒関連ページ

腹部の筋

外腹斜筋