起始
恥骨筋粗線
恥骨上枝
(恥骨稜のすぐ上の恥骨全面にわたって約2.5㎝付着)
停止
小転子
粗線上の大腿骨後面
作用
股関節内転、内旋、屈曲
股関節屈曲位では外旋の補助
神経
大腿神経 L2・3・4
閉鎖神経
大腿神経だけでなく、約20%の人で閉鎖神経支配をうける。
股関節屈曲と内転の作用を持つ。
股関節屈曲位では外旋の作用を補助する。
恥骨筋が収縮すると骨盤が前傾する。
これは腹筋群が骨盤を後傾させる作用で抑制される。
恥骨筋ー腹筋群の拮抗支配で骨盤の安定を維持。
腸腰筋と共に、大腿三角の底面をつくる。
小腰筋のテンションが恥骨筋に伝わるので
小腰筋ー恥骨筋の股関節屈曲作用が連携される