屈曲を3つの相に分け、筋や関節の動きを考える。
棘上筋が先に働き、骨頭を引きつける
その後、三角筋と烏口腕筋が働き前方挙上を行う。
関与する筋
・三角筋前部線維
・烏口腕筋
・大胸筋の鎖骨部線維
補助筋
・三角筋中部線維
・上腕二頭筋
制限因子
・烏口上腕靭帯の緊張
・小円筋
・棘下筋
・大円筋
棘下筋、小円筋、肩甲下筋が骨頭を引きつけ、三角筋前部線維と烏口腕筋が挙上を行う。
90°以上になると僧帽筋と前鋸筋が働き出し、烏口腕筋と上腕二頭筋が働かなくなる。
三角筋、大胸筋、棘上筋は110°まで協調的に働く。
120°付近で烏口上腕靭帯の緊張が入り、内旋する。
その後大胸筋と広背筋で抑止する。
関与する筋
・三角筋前部線維
・烏口上腕筋
・棘上筋
90°以上で働く筋
・僧帽筋上部線維
・僧帽筋下部線維
・前鋸筋
骨頭を引き下げる筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
肩甲帯の関与
・肩甲骨の60°回旋で肩甲関節窩が上方へ
・胸鎖関節、肩鎖関節での軸回旋でそれぞれ30°の関与がある
制限因子
・広背筋
・大胸筋の肋鎖線維
関与する筋
・三角筋前部線維
・僧帽筋
・前鋸筋
脊椎の伸展
・腰部多裂筋