大殿筋

大胸筋
大胸筋

Human Anatomy Atlas 2020 - Visible Body

 

基礎データ

 

起始

腸骨稜の後方4分の1

上後腸骨棘

仙骨と尾骨の腸骨近くの後面外側

後臀筋線の後方の腸骨翼

腰背筋膜

仙結節靭帯

停止

上部線維

大転子外側面(殿筋粗面)

下部線維

大腿筋膜張筋の腸脛靭帯

作用

股関節の伸展

股関節の外旋

股関節の内転の補助

腸脛靭帯を緊張させることで膝関節伸展させ直立位を保つ

神経

下殿神経

L5・S1・S2

 

 Human Anatomy Atlas 2020 - Visible Body

 

特徴

 

臀筋群の中で最も大きく力強い筋。

2.5cmをこえる厚さ。

 

上部線維と下部線維の役割に違いがある。

上部線維では、股関節外転。

下部線維では、股関節内転。

両線維が同時に働くことで、股関節の伸展。

 

上部線維は大腿筋膜張筋とともに腸脛靭帯へ付着する。

下部線維は大腿骨へ付着する。

 

直立姿勢に重要な役割を果たす。

そのためヒトで特に発達している。

人とサルを区別する際の一つの特徴。

 

普通の歩行ではさほど使われない。

この筋を使うには外旋を伴った股関節の伸展をする必要がある。

 

 

 

筋膜ライン・評価・治療

 

筋膜構造

臀部の筋膜

 

筋膜ライン

ラテラルライン

ファンクショナルライン

 

筋膜ライン評価:

相対的可動域評価

 

大殿筋の治療:

大殿筋リリース