実際のトリガーポイントの検索の流れは
・トリガーポイントの治療に適応か否か
・痛みの原因となる筋を探す
・原因筋上にある索状硬結を探す
・トリガーポイント(症状の再現を起こす圧痛点)を探す
の順になる。
トリガーポイントは筋上に存在するため、トリガーポイント由来の痛みは筋を治療対象とする。
また、トリガーポイント由来の痛みは慢性痛の分類になる。
そのため、患者の痛みが筋由来の慢性痛なのか否かという判断が求められる。
筋由来の痛みは
・重だるい
・鈍い
・不明瞭
・動作時憎悪
という4つの特徴を持つ。
の5種類に大別する。
トリガーポイント由来の痛みは5種類から鑑別する。
適応の把握は
・痛みの種類、状況の確認
・神経学的所見の有無
・骨、関節性の痛みと筋性の痛みの鑑別
の順に診察をするとスムーズに行える。