僧帽筋へのアプローチ

 

目次

アプローチが必要な疾患

僧帽筋の治療ポイント

アプローチポイント

僧帽筋のストレッチ

僧帽筋の関連部位

 

僧帽筋へのアプローチが必要な疾患

 

頸部痛

上部線維が頸部、肩甲骨をつないでいる。

肩部痛

肩甲骨の動きに大きく関与する為。

背部痛

肩甲間の筋の最表層に位置する。

腰痛

頸椎、胸椎の動きをロックすると腰痛の原因となる。

 

 

僧帽筋の治療点

僧帽筋の治療点
僧帽筋の治療点

①肩甲骨上角付近

肩甲骨上角1横指上方

経穴:肩井

肩甲挙筋と走行が被る。

 

②肩峰より2横指内側

経穴:巨骨

棘上筋の筋硬結と被る部位。

代表的なトリガーポイントの出現部位。

 

③僧帽筋下部胸椎停止部

胸腰椎移行部付近の為筋硬結の多発が認められる。

 

 

僧帽筋のストレッチ

 

背臥位に寝る。

①顔の前に、手のひら合わせた状態で肘関節を90度屈曲させる。

②合わせた手のひらをゆっくり頭の上に持っていく。

③止まるところまでもっていったら、そのまま手のひらを離し万歳の姿勢をとる。

④大きく伸びをしたら、耳の横のラインに手が来るように肘を曲げる。

⑤そのままおろしていき気を付けの姿勢をとる。

①~⑤をスムーズに行い、肩甲骨がぐるぐる回るように10~20回程度を3セット行う。

 

僧帽筋の関連部位

 

・アナトミートレイン

スーパーフィシャルフロントアームライン(SFAL)

頸部と上肢の中継地点

 

・トリガーポイントの関連筋

腱板筋

菱形筋

胸鎖乳突筋

肩甲挙筋

胸筋群

頭部の筋

咬筋