尺側手根屈筋と尺側手根伸筋は内側上顆付近で指屈筋として合流し内側上顆に付着する。
さらに内側筋間中隔へ連結している。
内側筋間中隔は手指の屈筋を広背筋や、大胸筋に連結させている。
広背筋は発生が、体幹前面からなので機能として上肢前面との関連が深い。
ものをとったり投げたり、大きな動きを制御している。
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母指球筋は橈骨の筋膜と連結がある。
橈骨の筋膜は上腕二頭筋へ合流し、二頭筋は小胸筋をとうして体幹へとつながる。
上腕二頭筋は、橈骨に連結する部分で二手に腱が分かれる。
これは円回内筋と回外筋に連結しており、この二つの筋はの母指の角度をコントロールしていたりする。
上腕二頭筋は大きく、肩及び体幹に走行している。
この下には上腕筋と烏口腕筋が走行しており、お互い単関節筋として機能している面と、二つが共同筋となり、上腕二頭筋の補助的な役割を担う。
さらに上腕二頭筋と烏口腕筋は筋膜的に強力な結びつきもある。
小胸筋は、第3から第5肋骨から烏口突起に付着する。
体幹と上肢の筋膜ラインを結びつける役目があり、母指の動きを体幹でコントロールする機能も持つ。
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