背面から始まる上肢の後面ライン
・後頭骨稜
・項靱帯
・胸椎棘突起
・僧帽筋
・肩甲棘
・肩峰
・鎖骨外側3分の1
・三角筋
・上腕骨三角筋粗面
・外側筋間中隔
・上腕骨外側上顆
・手根伸筋群
・指の背側面
⒈前面のラインのコントロール
⒉姿勢アライメントとの関連
上肢の使用は、前面のラインを中心に使って行われる傾向が強く、そのコントロールを行っているのがSBAL。
SFALの屈筋群を使用する際、SBALの伸筋群が遠心性収縮を行いながら過剰にSFALが働くことを防いでいる。
上肢が効率よく機能するのは、前面・後面が主働筋・拮抗筋の関係となるからである。
⇒関連ページ
スーパーフィシャルフロントアームライン(SFAL)
SBALが僧帽筋から始まるため、円背姿勢や巻肩の影響を受けるとSBAL全体の筋肉が調節し始める。
アライメントの崩れは肩甲帯から上肢後面にかけて伸長ストレスを受け、持続的に緊張状態をつくる。
⇐ 浅前腕線(SFAL) TOP 深前腕線(DFAL) ⇒
体の前面にあるライン
体の後面にあるライン
身体の両側に広がる2本のライン
身体に巻き付くライン
3種類ある大きい筋のライン
・浅前腕線:スーパーフィシャルフロントアームライン(SFAL)
上肢前面の浅い筋膜ライン
上肢前面の深いライン
・浅後腕線:スーパーフィシャルバックアームライン(SBAL)
上肢後面の浅い筋膜ライン
上肢後面の深いライン
身体の中心ライン
最初の4本のラインすなわち、SFL・SBL・左右のLTLは左右前後4つの基本面に沿ってまっすぐに上下に走るラインなのでカーディナルラインと呼ばれる。